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2010.05.14 *Fri*

BLACK COFFEE ~night Ver.~ 1


いろいろ注意書きなどを〈続きを読む〉から、お願いします・・・。

このお話は「BLACK COFFEE」を書く前にすでに書いていたものです。
このお話を元に「BLACK COFFEE」の設定を昼にして書き直しました。

今回、「BLACK COFFEE のあとがき」にこの創作の存在を書いていたこともあり、「読んでみたいな」と言っていただいて・・・この創作の存在を思い出しました(^^;)
そして、久しぶりに読んで、かなりびっくりしました!!
今と「萌えポイント」が違う・・・。
こんな大胆なもの書いてたんだ~~~!!・・・っと。

そして、ちょっとこれ・・・、初心を思い出すじゃないけど、UPしてみようかなと思うようになりました。
読まれる方が、とまどわれるといけないので、以下の【注意点】を読んでいただき、しっかり理解した上で、よければ読んでみて下さい。

【注意点】

①イリコトが、結婚前にキス以上の関係になる話です。(最後まではありません)そういう原作から絶対読み取れない話が苦手な方には、読まないことをお勧めします。

②二次小説を書き始めた頃の作品なので、今とかなり違うところがあります。(なるべくそのままUPします)まず、文体やら表現やら展開がものすごく「シンプル」です。それ故に、とても具体的、直接的な表現があります。

③「BLACK COFFEE」と根底は同じ作品なので、「同じ設定」「同じセリフ」「同じ描写」・・・とかぶる部分が多々あります。

④R-18指定にします。2話以降は、表現の加減にかかわらず、パスワードをつけさせてもらいます。(読まれる方によっては「この程度で?」と思われるかもしれないし、「気持ち悪い」と思われるかも・・・)


以上の【注意点】をしっかり確認された上で、それでも読んでみようかな~と思われたチャレンジャーな方のみ、お進み下さい。
(1話はびっくりするような表現はありませんが(^^;))

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


バタン―。


玄関のドアが閉まる音がする。

あたしは、その音をずっと何時間も前から待っていた。
自分の部屋のドアを少し開けて、いつその音が聞こえるか、耳を澄ませて、何時間も待っていた。
今、かなり緊張している。
でも、ここで勇気を出さなくちゃ、次いつ会えるかわからない。

あたしたちの結婚式まであと一週間――――。


急に決まった結婚式、新婚旅行のために入江くんは連日会社に缶詰状態だ。
前倒しに仕事を片付けておかないと、とてもじゃないけど今の経営状態では、休みなど到底無理らしい。
入江くんが天才だからできることであって、本当ならどんなに働いても終わるが見えるような状態ではないことを、あたしでも容易に想像できる。
結婚はものすごくうれしいけど、なんだかすごく申し訳ないような・・・・、あたしとの結婚のために入江くんが無理をしているのかもしれないと思うと、すごく辛い。
今日、何時になるかわからないけど、お風呂の準備をしておいてほしいと、入江くんから電話があったとおばさんから聞いた。
最近、家にもほとんど帰ってきてないし、帰ってきてもお風呂と着替えを済ませて、すぐに会社に戻ってる入江くんなので、本当に顔さえも見ていない。
だから今夜は、久しぶりに入江くんの顔を見ることのできる、絶好のチャンスなのだ―――。


今、時計は一時を針指している。
あたしは、そっと一階に下りて行く。
かすかにお風呂場からシャワーの音がしてきて、すごく恥ずかしくなる・・・うう・・・入江くん・・・。
そのまま台所まで進み、前もって準備していたコーヒーを淹れる用意をする。


「入江くん、おかえり」

あたしは髪を拭きながら、お風呂場からリビングに出てきた入江くんをつかまえる。

「びっくりした。まだ起きてたの」

「あ、うん。入江くん、よかったらコーヒー飲む?」

「今?こんな寝る前に?あ・・・でも、もらおうかな」

一瞬とまどったようだったけど、入江くんはちょっと笑って応えてくれた。

「入江くんはブラックだよね」

「うん」

髪をタオルでごしごしと拭く入江くんをちらっと見ながら・・・・、あーー、もうなんてかっこいいのっ!セクシーって感じ。
あたしの胸がざわざわと騒ぎ立てる。
この人があたしの旦那さまになるなんて・・・、もうあたし、あたし・・・。
あ、そんなことは今はさておき、コーヒーよ、コーヒー!
あたしは台所で入江くん用のブラックコーヒーと、お砂糖ミルクたっぷりのあたし用のコーヒーを淹れて、リビングに出てきた。


「はい、どうぞ」

「ありがと」

そう言って、入江くんはあたしからカップを受け取ると、そのまま二階へと歩き出した。

「あ、あ、ここで飲まないの?」

「こんな深夜にここでしゃべって飲んでたら、響くだろう。みんな寝てるし。部屋で飲むよ」

「あ、あ、そ、そうだね・・・」

確かにそうだ・・・。
こんな深夜にぼそぼそと話してたら、みんなに迷惑がかかる。

入江くんの後を追って、あたしもとぼとぼと階段を上る。
ちょっと寂しいけど、仕方ないよね・・・。
入江くんが階段を上りきったところで、あたしは声をかける。
きっとこれは今日最後の会話だ。
入江くんと一緒にコーヒーを飲みながら話すという計画は崩れたけど、それでも久しぶりに入江くんの顔を見ることができて、よかった。うん。

「おやすみ、入江くん。お仕事・・・身体無理しないで、がんばってね」

「もう、寝るの?コーヒーは?」

「え?」

「おまえの部屋で飲むつもりだったんだけど。裕樹は寝てるだろうし」

「えっ!!そ、そうなの・・・??」

「やめとく?」

「う、ううん、ううん!それなら、どうぞ、どうぞ!」

あたしは大胆にも腕を大きく振って、部屋に入江くんを招き入れる大袈裟なジェスチャーをしてしまった。
でも・・・あたしの声がちょっと裏返ってたことを入江くんは気づいただろうか・・・。


たまらなく緊張する――――。

入江くんを部屋に入れてしまったはいいけどけど、一瞬にして頭の中が真っ白になってしまった・・・。
そ、そうだ!イス!イス!
まずは二人が座る、イスを確認しよう!

うわ!あたしの部屋には、勉強机にあるイス一つだけしかない・・・。
ど、どうする?
まさか、二人でこのイスに座るわけにはいかないし。
やっぱ入江くんに座ってもらって、あたしは立っておく?
いや、それも不自然?
女のあたしが座るほうがいい?
いや、それともどこかの部屋からイスを持ってきて・・・・。

ぎゃあ!!

い、入江くんがあたしのベッドにもう座ってるじゃないのっ!!!
・・・・・落ち着け、あたし・・・。
え・・・、じゃ、じゃあ、あたしはこの勉強机のイスに座ればいいのよね、うん、そうだ、それがいい。


「琴子・・・」

「はい?」

「なんでそっち向いて座ってるの」

「え・・・、あ、あ・・・イスがこっち向きだったから・・・」

「ぷっ!」

確かにおかしい。
あたしの背後にベッドに座った入江くん。
あたしは机のイスに座ったまま、前の壁を見ている・・・、せっかく二人っきりになれたのに、同じ方向を向いたまま顔を合わせないあたしたち・・・お、おかしい・・・。
でも・・・、恥ずかしすぎて、なかなか身体を入江くんの方に向けられない・・・。

すると、入江くんがおもむろに立ち上がって、机の上に自分のコーヒーを置いた。


「久しぶりに会ったのに、顔も会わせないって、寂しくない?」

入江くんがあたしの顔を覗き込んで、にやりと笑って、話しかけてくる。

「そ、そうだね」

「毎日なにしてた?」

「あ・・・、あたしは学校行って、帰ってきたら、おばさんといろいろ・・・エステとか行ったり・・・」

「エステ行ってるんだ?」

「あ、うん」

「特に変わってないようだけど?」

入江くんが笑気を帯びた声で言う。

「も、もう、それは、ほっといて!」

あたしがちょっと膨れて応えると、入江くんがあたしの顔にそっと手を伸ばしてきて、あたしの頬のあたりにおいた。
指でちょっとスルスルと、頬を撫でるように触られる。


「確かにつるつるしてるなあ。今ってすっぴんだろ?」

「あ、う、うん・・・///」

入江くんの大きな手があたしの頬にあって、触られているという事実が、すごく恥ずかしい・・・。
あたしは、相変わらず机のイスに座って、不自然だけど前を向いたままでいる。


「なんで、目、合わせないの?」

「あ・・・いや・・・それは・・・」

「緊張してる?」

「あ・・・う、うん・・・///」

「せっかくこんな時間まで、起きて待っててくれたのに、話さないなんて」

そう言うと、入江くんはあたしの頬を覆ってる手で、あたしの顔を自分の方に無理矢理ぐいっと向けさせた。
あたしの目に映ったのは、まだ髪の毛が半乾きですごくセクシーな入江くん。
ダメ!!直視できないっ!
あたしは、思わず目を下に向けて、視線を反らした。


その時、ふと、唇に柔らかいものが当たった。
ぱっと目をあげると、目の前に少し笑った入江くんの顔。


「・・・い、今、もしかして・・・キスした?」

「した」

「・・・・・・」


うそ~~~~っ!//////
突然すぎて、全然よくわからなかった。
久しぶりのキスなのに!婚約してから、初めてのキスだったのに!!


「わからなかった?」

「うん・・・」

そう言うと、入江くんがあたしの顔に手を添えたまま、近づいてくるのが見えた。
あ、あ、こ、これはーーーーっ!

あたしは思わずぎゅっと目を瞑る。
そして、唇に柔らかいものが押しつけられたのを感じた。
・・・入江くんの唇だ。
しばらく唇が押しつけられる。
少し動いて、さらに別の角度からも押しつけられる。

少し、唇を吸われているような気がする。
あたしの上唇を、そして下唇を・・・入江くんの柔らかい唇が啄むようにキスをしていく。
時折、吸われているような音がするけど、どんな風にされているのかの絵は、全く頭の中に浮かばない。
だって、こんな長いのは初めてで・・・。
ただ入江くんの唇から、少し苦めのコーヒーの味がすることだけが、あたしには伝わってくる。

そして、ゆっくりと唇を離されると、あたしはやっと呼吸ができるようになった。


「ふぅ・・・」

「ぷっ、なに?満喫したの?」

「ち、ちがう!!///息苦しかったから・・・」

「ふーん」

入江くんがあたしの頬をまたすりすりとしながら、ちょっと意地悪っぽく見つめる。

「こっち、こいよ」

「え?」


あたしはなんだかよくわからないけど、手を引っ張られて、身体がふわって浮いて、そして・・・気がついたら入江くんの横に座らされていた。



**********

何が今の私の創作と違うかというと、「直樹」の描き方が違うと一番に思いました。
ここでの直樹は、今の私にしては「優しくて、普通の男の子」に見えるんです(^^;)(今、大魔神だから?笑)
琴子は、あまりイメージ変わってないような?気がしますが・・・。

でもなんだか変なドキドキ感がありますね・・・(自分で言うな!ですけど 笑)。


COMMENT

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2010/05/14(金) 19:15 [Edit
コメントありがとうございます(*^_^*)
ぴくもんさま

こちらこそありがとうございます!!投稿サイト様やブログでのあとがきにもしっかり目を通してくださって、しかもそれを覚えていてくれてるなんて!!(T_T)本当に、私の方がこの夜Ver.があることをすっかり忘れていたくらいですから、こうやってUPする気になったのも、またまたぴくもんさんのおかげです。ありがとうございますm(_ _)m
この頃って、「あの直樹がこんなことする!」ってシチュに相当萌えていたんだと思います(笑)。もちろん、今もそれはあるんですけど、なんだろう?今の私の描く直樹と比べると、本当に直樹がソフトですよね?(笑)。あと展開も、なんだか非常に強引でどうかな~?と思いつつ・・・もうそのまま当時の勢いのままUPしようと思います(^_^;)
私の描く琴子は・・・ずっとこんなんですよね?(苦笑)可愛いとおっしゃってくれてうれしいですが、原作とはどうなんだろう?と・・・そろそろまた原作を全部読み直す時期がきたかもしれません(^^;)
全4話になるので、どうぞお付き合いよろしくお願いします♪
by chan-BB
2010/05/17(月) 06:41 [Edit
拍手コメントありがとうございます(*^_^*)
くーこさま

おはようございます。やはり今の私の描く直樹と違うと感じられましたか!?(笑)私も非常に自覚してるんですよ(^^;)くーこさんもやはり、この頃の二人、原作ではあっという間に結婚式でしたら、妄想されることが多いんですね(^m^ )私も創作初めてまもなく、どうしてもこのあたりを書きたくて・・・、もっと煮詰めればいいものを勢いで書いてしまってたのが、この作品なんです。
私の妄想とくーこさんの脳内妄想が、しっくりいってくれればうれしいのですが・・・(^^;)
もう、そんなに楽しみにしてくださって、本当にうれしいですよ~~♪くーこさんのコメントで私の方が興奮してきました。3、4話は実はまだ修正してなくて(>_<)。今日、なんとか修正して夜にはUPできるようにします☆


繭さま

おはようございます。う~、なんだかすみません~大魔神のあとは、こんな変にソフトな普通の直樹で・・・(>_<)もう中間ないし!(笑)戸惑っちゃいますよね・・・(T_T)
琴子は、本当に直樹の顔がちょっと見たくて、少し話したくてという単純な理由で待っていたということにしました。なのでその後のことは何も考えていなかったと・・・。でも直樹は、この琴子の言動にかなりきちゃってるんですよね ( ̄m ̄*)まさに「ダムの決壊」・・・繭さん、いつもながらなんて素晴らしい一言でしょう~!!この先は、今の私の展開とは違うような?感じが自分ではしますが、読まれる方にはどうなのか?またよろしくお願いします(^_^)v
by chan-BB
2010/05/17(月) 07:08 [Edit
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2010/05/17(月) 11:58 [Edit
コメントありがとうございます(*^_^*)
藤夏さま

こんばんは。そうですね、この前書いた「きらきらぼし」から比べると、少しこちらはタイトルどおり、少し苦めになりますね。ラストもそんな感じにしています(^^)直樹がかなりスイッチ入っちゃって・・・、イメージが違うと受け入れられないかもと心配しつつ・・・、思わずUPしちゃいました。この頃は、原作でもあまり描かれていなくて、というか、もうバタバタとたったの2週間ですから、過ぎてしまったんでしょうね。
でも、「ハチミツ」も覚えてくださってて、すごくうれしいですよ~~♪藤夏さんから「極上のスイーツ」と言われて、舞い上がったことを私も思い出します~~(*≧m≦*)
また続きも、お時間ある時に、読んでみて下さい。藤夏さんは、きっとどんなものでもうまく、消化してくれるだろうと期待して・・・。
by chan-BB
2010/05/17(月) 18:50 [Edit

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こんにちは。
素敵なイタキスの二次創作をたくさん読ませていただき、ついつい自身も二次創作なるものを書いてしまいました。
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私の勝手な妄想話であるため、原作のイメージを大切にされる方、二次創作が苦手な方、二次創作が理解できない方は、ご遠慮ください。
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まだまだ拙い文章しか書けませんが、以上の注意をご理解いただき、読んでもいいかな~と思われた方のみ、ご閲覧下さい。
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