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2010.05.03 *Mon*

The Gift of the Magi 番外 ~もう1つの贈り物~


今回はとても素敵なお話を藤夏さんからいただきましたので、そちらをUPさせていただきます~~☆

このお話は、以前に藤夏さんが、投稿サイト様で投稿された「アヒルがライバル!?」(作品集その22収録)と「The Gift of the Magi」の最終話とが絡み合ったような話になっています。
そうです。コラボっぽくしてくださったんです ( ̄m ̄*)

そして、太っ腹な藤夏さんが「著作権放棄しますので、お好きにどうぞ♪」と言って下さったので(笑)、私、うれしくなって、お好きにさせていただきました。(実は藤夏さんにはまだ全部お話していません)
藤夏さんのお話には全くさわらなかったのですが、勝手に少し追加創作させてもらいました。

それは「ドナルドサイド(直樹)」と「デイジーサイド(琴子)」。
「ドナルドサイド(直樹)」は私、chan-BBが書きました。
そして「The Gift of the Magi」と言えば、忘れてはならないのが、ありがたくもリレーさせていただいたぴくもんさん!!
この「デイジーサイド(琴子)」をぴくもんさんにお願いしたところ、なんと!!お願いして数時間後には、「デイジーサイド」を送ってくださったのです~O(≧∇≦)O

藤夏さんぴくもんさん、本当にお忙しい中、寄稿していただきありがとうございますm(_ _)m
ぴくもんさんの書かれた「デイジーサイド(琴子)」はぴくもんさんのブログに置いてもらってます♪

長々と前置きするのもなんですので、まずは藤夏さんの素敵な作品を続きからご覧になってください~。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「無邪気な贈りもの」


おれは今、目の前にあるものを現実として受け止めきれずにいる。


それは殺風景で物静かなこの一人暮らしの部屋の中において明らかに異彩を放つもの―――。

そう――それは大きなぬいぐるみ  リボンをつけたアヒルのぬいぐるみ。


※         ※         ※         ※


事の始まりは数日前の琴子からの留守番電話のメッセージだった。

『入江くん!あのね、とびきりいいものを送るからね!あ、だき枕じゃないからね♪じゃあねっ』


抱き枕って、あいつまだ”あの話”にこだわっていたのか。

神戸に発つ直前。お互いを信じ、お互いを愛し合った次の日。

琴子は”入江くんは何かを抱きしめていないと眠れない”という結論に落ち着いたらしい。

その結論に落ち着いたあいつは神戸に発つ直前の買い物のとき、しつこくおれに抱き枕を勧めた。
あの時の店にいたおれ達に突き刺さっていた他の客の好奇の視線は今でも思い出せる――。

情事のさなかとはいえ、おれがうっかり口を滑らせてしまったせいでやたらピンクを強調してくる琴子。

これ以上そんな事をつつかれてもたまらない。そう思ったおれは


”お前がこれにのって練習に使え!”と琴子に言っていた。

挑発にのってしまったからとはいえ、あんな事を言うなんて、おれもどうかしていたかもしれない。

いやああーーーー!という場にそぐわぬ琴子の叫び声があがったかと思うと
案の定その店の店員がすっ飛んできて、きつくお灸をすえられた。当たり前だ。


売り場で大声をあげ、商品を乱暴に扱う。迷惑な客以外の何物でもなかった。




あの時の恥ずかしい記憶が琴子には残っているはずだから、抱き枕じゃないのは理解できる。
じゃあ抱き枕じゃないというならば、いったい何が送られてくるのか?

期待と嫌な予感が入り混じり――じゃない、ほぼ嫌な予感で占められたまま数日が過ぎた。

そして今、その嫌な予感が宅配便の到着と共に、現実となったのだ。


※         ※         ※         ※

大きな箱にはアヒルのぬいぐるみと、手紙が二通。―――琴子からともう1つはおふくろか。


『無邪気で乙女な琴子ちゃんから愛を込めてvウフフフ』

おふくろからのメッセージはたったそれだけ。(いつもの不気味な声が瞬く間に脳内で再生された)


そして琴子の手紙の封も切る。

『入江くんお元気ですか?あたしもみんなも元気にしてるよ』

そんな書き出しで始まるごくごく普通の手紙。が、次の瞬間―――

『入江くんが一人で寂しくないようにこれから眠る時ははデイジーダックを抱きしめてください』


「はあ??」

気がついたら自分でも驚くほど素っ頓狂な声を出していた。


寂しいことは否定しないが、だからといってぬいぐるみを抱きしめる趣味はおれにねえ!
(そんな男いたらドン引きだ、普通――)

それに抱きしめたところで寂しさが解消されるわけでもない。

『あたしはこっちでドナルドを抱きしめて眠ります。これで少しは寂しくないヨ』

だから何でドナルドなんだ。というかアイツはそれで寂しさが和らぐっていうのか――。気に食わない。

以前、おれをほったらかしにしてドナルドダックを抱きしめてすやすやと眠る琴子が脳裏に蘇る。

そして手紙はこう締めくくられていた。



『これからあたしも入江くんもデイジーもドナルドも遠距離恋愛頑張ろうね!』

―――頭痛がしてきた。ここ数日間の疲れがどっと押し寄せてきたようなそんな感じさえする。

”おまえ、自分が何歳なのかを考えろ!”
琴子が目の前にいたら間違いなくこの言葉をぶつけていただろう。

まあ、琴子らしいといえばらしいのかもしれないが、今は受験にむけて大事な時期になのに何をしているんだか――。
合格できなかったらもう1年離れ離れになること分かってるのか?
それこそぬいぐるみではとても埋められないくらい寂しいってこと分かってるのか?



「しかしまあ、おまえも巻き込まれて可愛そうに」

―――っておい!おれはぬいぐるみ相手に何喋ってるんだ!?これじゃ琴子と同レベルってことじゃねえか!



※         ※         ※         ※

翌日―――
部屋の隅っこに放置していたぬいぐるみをみると、何だか気の毒になってきた。


ぬいぐるみに感情はないことは承知の上だが、今回琴子の身勝手でこうして神戸にやってきたのだから、考えたらこいつにとっちゃ気の毒なことだ。


おれはアヒルのぬいぐるみをかかえて、そっと枕元においた。

勿論ぬいぐるみを抱きしめる事はしないけどな。


fin

**********

どうですか!!?
めちゃくちゃかわいいお話ですよね(≧∇≦)
思わず直樹にきゅん~☆です。

では、このつづき「ドナルドサイド(直樹)」をchan-BBが無謀にも書いてしまいましたので、引き続きどうぞ。(短文です)


↓↓↓



目覚ましが鳴る。
いつもは目覚ましが鳴る前に起きることの多いおれだが、今朝は目覚ましがなってもなかなか身体が動かず、しばらく目覚まし時計を鳴らせたままだった。
なんとか目覚ましを止めようと手を伸ばして、そして自分の腕の軽いしびれに違和感を感じ、おれは目を開けた。

「ひぃっ!!」

目を開けた途端におれの視界に入ったのは、大きな目と大きな口の物体!!
おれは飛び起きる。

な、なんだ、なんだ!?

思わず周りを見回すおれ。
どこか違う場所に来てしまったのかという錯覚をおこしたが、ここは間違いなく、おれの神戸のマンションだった――。


はあ・・・・。

目の前にあったのは、琴子から送られてきた、アヒルのぬいぐるみ―――。

そのまぬけな顔がおれの眼前にあって驚いたのもあるが、一番ショックだったのは、おれがいつの間にか、そいつに手を回し、そしてそいつのくちばしにあたる部分が、おれの唇にあたっていたという事実だ・・・・・。
確か、昨夜は枕元、枕より上に置いて寝たはずなのに、なぜこんなところに?
なんでおれはこんなアヒルのぬいぐるみと一緒に寝ているんだ!?

まさか・・・おれがいつの間にか抱き寄せてしまっていたなんて・・・ないよな・・・。
しかし昨夜は、途中で覚醒した記憶が全くない。
かなり熟睡していた。
おれって・・・・琴子の言うようにいつの間にか、何かを抱きしめないと安眠できなくなっているんだろうか・・・・?


・・・落ち着け!
難しく考えることはない。

起きたら知らない女が隣で寝ていたというわけでもなし。
隣にアヒルが寝ていたというだけだ。
そうだ。それだけだ。



翌朝―――――。


「ひいっ!!」

・・・・・・・・・・・・・また枕元に置いたはずのあいつがおれのベッドの中にいた・・・・。
そしてまたおれはそいつを抱き寄せていて、その事実にびっくりして、おれはいっきに目が覚めた。
しかも今朝は、こいつの短い胴体に必死で身体を絡ませようとしていたのか、おれは横向きの体勢で、あり得ないほど片足を高くあげていた。

おれが、こんな滑稽な仕草で眠るなんて・・・・・!!?
誰が見てるわけでもないのに、またおれは部屋を見回してしまった。
そして―。


!!!
まさかっ!!?
ふいに第六感のようなものが、おれの頭の中を巡る。

おれは身体を急に起こし、そしてこのアヒルのぬいぐるみの身体という身体を見る。
上に持ち上げて、どこか不自然なところはないかと、必死で手でこいつの胴体をたたき、そしてあらゆる箇所を確認する。



・・・・・・大丈夫だな。
そうだよな。
いくらおふくろでも、こんなぬいぐるみに隠しカメラや盗聴器なんてことは・・・・。

ふっ・・・。

おれ、何やってんだ・・・?

このアヒルが来た日から、どうもおれの調子が狂ってしまっている。
そう、それはまるで琴子と生活しているような、毎日何が起きるかわからないようなハラハラする感覚。
琴子から贈られたものだからって、こんな浮ついたことになるとはな。


「ったく」

誰もいない部屋で、またおれは一人、まるでそいつが話し相手のように声を発してしまう。
そして琴子によくやるように、そいつの頭をピンと弾いてやった―。



**********

藤夏さん・・・・こんなんで、すみません・・・(>_<)↓↓
また、こんな直樹にしちゃって・・・。
でも、大丈夫です!!
とってもかわいくて情感たっぷりのデイジーちゃんサイド(←こちらからぴくもんさんところにリンクしてます)がありますから!!

でも、私、本当にうれしいんです。
投稿サイト様で知り合った人達で、こんなお話を持ち寄ることができて、本当にうれしくてたまりません。
こんな機会を持てたことを、本当に感謝します。
そして、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました(*^_^*)



COMMENT

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2010/05/04(火) 01:57 [Edit
管理人のみ閲覧できます
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2010/05/04(火) 18:26 [Edit
コメントありがとうございます(*^_^*)
ぴくもんさま

おはようございます。今回は、本当に突然の申し出にもかかわらず、快諾していただきありがとうございました。快諾というか、もう、数時間後に創作送ってくださって、びっくりましたよ!!(笑)もちろん、うれしさのあまり「きゃーーーっ(≧∇≦)」状態でしたけど♪
藤夏さんには、ぴくもんさんに頼んだことは話してなかったので(^m^ )、でも絶対藤夏さん喜んでくれるだろうな~と想像して、1人ムフフとしておりました。そしてGWの間は、私創作UPはなしだろうなと思ってたのですが、藤夏さんとぴくもんさんのおかげで、なんとか1作UPできました~~~♪ありがとうございますm(_ _)m(他力本願・・・)本当にこれからも、いろいろと、そういろいろと(笑)、よろしくお願いいたします(^^)/


藤夏さま

おはようございます。今回は本当にこんな素敵な、そしてなんといっても超かわいいお話をプレゼントしてくださって、ありがとうございましたm(_ _)mもう、読んだ時から「藤夏さんだ~~(*^_^*)」と顔の緩みが止まりませんでした。この藤夏さんのかわいいお話に、ぴくもんさんが、いろんなところを拾ってくれて、さらにクオリティを高めてくれました♪そして、私が、こんな直樹で・・・(苦笑)、でもすごく3人の個性が出てたのではないかな?と勝手に私は思っております(^^;)投稿サイト様で、藤夏さんのお話を読者として読んでいた頃には、想像もつかないような企画に携わることができて、本当に光栄で、幸せです~☆また是非、今後ともよろしくお願い致します。
そしてそして、最後に、藤夏さんがどんなにアヒルちゃんが大好きなのかは、投稿サイト様のお話の時から、しっかりと伝わっていましたよ~~(^_^)vそういや、もう10年位前になりますかね?アヒルちゃんのパレードが主催の年にも、私、東のテーマパーク行ってました!!(笑)懐かしいです~~~。でももう7年も行ってないんですよ(T_T)このお話読んで、また行きたくなってきました。

by chan-BB
2010/05/06(木) 08:17 [Edit
拍手コメントありがとうございます(*^_^*)
maroさま

おはようございます。今回のお話喜んでもらえて、非常に光栄で、うれしいです~~(^^)/ありがとうございます。maroさんは、前々から藤夏さんを愛しておられましたからね( ̄m ̄*) さぞかし、今回は萌え萌えでおかしくなっておられることだろうと、私、初めから想像しておりました!!(笑)藤夏さんに、このコメントそのまま転送しましょうか?(ふふっ、今ぶっ倒れましたよね 爆!)そして直樹の寝言・・・それここではとても書けないですけど(笑)、私は非常に萌えました!!ま、これで萌えるのは私とmaroさんくらいでしょうが(爆)。そして私反応してしまい、あの話に繋がるんですけどね・・・(^_-)「ぐっジョブ!」のお言葉、とてもうれしかったです♪ありがとうございます☆(なんとかまとめたよ)


繭さま

おはようございます。繭さんが顔のにやけが止まらなかったとの感想読ませてもらって、私の顔のにやけが止まりませんでした~~(^^)今回、本当にこんなにスムーズに事が進んで、私もびっくりしながらも、非常にテンション高く嬉しく思っています。そしてこうやって、しっかり読んでくださる方がいて・・・本当に幸せです(泣)。繭さんのコメントは、今回も非常に核心部分をついておられて、まさにそんなこんなが「萌え」なんですよね~と思わず同意してしまうものばかりでした(^m^ )藤夏さんの持つ独特のかわいい萌え!!それが、私たちにも伝わってきて、妄想させてくれました。そしてデイジーと寝ちゃってる直樹ですが、絶対それは認めないでしょうね!?(笑)怒鳴ってごまかす直樹がまた・・・私的には萌えます♪
by chan-BB
2010/05/06(木) 08:33 [Edit
拍手コメントありがとうございます

あやみくママさま

これまた懐かしい藤夏さんとのコラボのお話にありがとうございます♪
東京と神戸で離れてた時は、入江くんも琴子ちゃん由来のものに琴子ちゃんを重ねていたかもしれないですよね~。琴子お面を被せたぬいぐるみたち、さらにコトリンフィギュア、ポスター、等身大パネル!?(爆!)「こ、こんな部屋に住んでるのは誰だ~~!?」って絶叫したら「おれですけど」って入江くんが涼しい顔で出てきたら、固まりますね(^^;)
でもやっぱ神戸時代は入江くんも常人並に寂しかったと思う私であります(*^m^*)
by chan-BB
2012/03/14(水) 08:05 [Edit

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Author:千夜夢

こんにちは。
素敵なイタキスの二次創作をたくさん読ませていただき、ついつい自身も二次創作なるものを書いてしまいました。
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原作者様、出版社様等とは一切関係ございません。
私の勝手な妄想話であるため、原作のイメージを大切にされる方、二次創作が苦手な方、二次創作が理解できない方は、ご遠慮ください。
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まだまだ拙い文章しか書けませんが、以上の注意をご理解いただき、読んでもいいかな~と思われた方のみ、ご閲覧下さい。
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