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2018.08.20 *Mon*

琴子日記 夜行性動物○○


先日は、久々のUPにも多くの方が気付いて下さり、ありがとうございますm(_ _)m
拍手、コメント、とても嬉しかったです。
嬉しくてつい、また調子にのって書いてしまいました(^^;)
お返事やら続きものを先延ばしにして、またUPしちゃってすみません。
しかも内容がこれですみません。↓

注意!下品です!
下品でくだらないギャグも寛容な方のみ読み進めて下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・


人間は、今まで気づかなかったことに、ある日突然気づくことがある――。



その日は、夕飯後にお義母さん、お義父さん、裕樹くんと一緒にテレビを観ていた。
季節柄か、お化け屋敷の特集だった。
暗闇の中で出てくる定番の白い着物を着た女の幽霊。
しかし、お化け屋敷に電気を灯して見ると、その女の幽霊は男だった。

「なに、これ~?全然女じゃないじゃん。すね毛だらけじゃん」

裕樹くんが、顔をしかめて言う。

「お化け屋敷を明るいところで見たら、怖いどころか、滑稽でしかないわねえ」

お義母さんも、少し顔をしかめて言った。
本当にその通りだ。
怖い怖いと思いこんでいるお化け屋敷も、明るいところで見たら、何も怖くない。
むしろ笑えてくる。
暗いってだけで、怖いってムードを醸し出すのね。
ふーん。


「はっ!」

あたしは、思わずソファーのいすから立ち上がった。

「どうしたの?琴子ちゃん?」

あたしは、気付いてしまった。
とんでもないことに。

「琴子ちゃん、大丈夫?そんなにぽかんと口を開けてどうしたの?」

「なんだよ琴子。きもいよ」

「これ、裕樹!琴子ちゃんにきもいとか言わないで!」

「だって、ホントきもいじゃん」

お義母さんと裕樹くんの会話は耳に入ってきていたけれど、あたしはもうそれどころじゃなくって。
頭の中で過去のいろいろな場面を思い出し、赤面を通り越して血の気が引いてきて・・・。

あたしは、とり目で他の人より暗いところが苦手だ。
つまり、他の人が見えるくらいの暗さでも、あたしは見えないことがたくさんある。
夜も、真っ暗だと危ないから、いつもベッドサイドの電気を少し点けて寝ている。
それでもあたしには、うっすらしか周りは見えない。

その状態で、あたしはてっきり暗いものだと思い込んで、毎夜入江くんと愛の営みを――!!?


「入江くんには、全部見えているんじゃ・・・」

「へ?お兄ちゃん?お兄ちゃんがどうしたの?」

あたしのあの姿勢も、あの格好も、今思えば全て入江くんの誘導のものだった。
恥ずかしいけど、暗いからなんとなく従っちゃってたけど、入江くんには煌々と見えてたのでは・・・!?

「そうよ!そうじゃないと背後からあんな一発で入江くん!」

「へ?琴子ちゃん?お兄ちゃんが背後から何を一発?」(※鼻息荒い紀子)

「裕樹!部屋に戻りなさい!」(※何かを察した重樹)


あたしは、あたしは、居ても立ってもいられなくなって、部屋を飛び出した。

「琴子ちゃん!背後から一発の続きは・・・んがぐぐ」(※重樹に手で猿ぐつわされる紀子)


あたしは、お義父さんの書斎へと飛び込んだ。
ちょっと頭が混乱していたけど、あたしは必死で調べた。
「夜行性動物」について、辞書を引いたり、図鑑を調べたりした。
でも、あたしのバカな頭では、入江くんとの関係はよくわからなかった。(※あたりまえ)
ただ、夜行性動物って、目が光るんだなってことくらいしかわからなかった。

わからないけど、やはり気になって仕方がなかった。
とり目のあたしには見えないものが、入江くんにはどのくらい見えているのか。
これがわからないと、もうあたし、あんなことやこんなこと、できないよー!
しないでいいならいいけど、しないと入江くんが可哀想すぎるしー!(※?)

「そうだ!」

あたしは、いいことを思いついた。
入江くんに直接聞くと、頭の良い入江くんだからうまくはぐらかされるかもしれない。
だから、あたしは、あたしは、ある実験をしてみようと思いついた。






「あ、入江くん、そこの電気も消して」

夜、ベッドに入ったとき、入江くんに腰を引き寄せられた。
これはいつもの愛の営みの合図だ。
あたしはベッドサイドの電気を消して欲しいと、指を指して入江くんに頼んだ。

「これ消したら、おまえには闇しかないぞ。怖いっていつも言うくせに」

「いいの。暗い方が」

「なんで?」

「だって、恥ずかしいから・・・」

そう言うと、入江くんがにやりと笑った。
そしてパチンとベッドサイトの電気を消してくれた。

「何を今さら」

「あ・・・。入江くん・・・、入江くんも暗い?」

「ああ。真っ暗。たまにはいいかも」

いつもは少し暗いけど、なんとなくシルエットはわかるくらいだった。
でも、今日はさすがにあたしには真っ暗闇。
入江くんの身体の形状もわからない。
あたしは怖くて、いつも以上に入江くんの首筋と背中に手を回してぎゅうっと抱きついた。

「そんなくっついたら何もできないじゃん」

「見えるの?」

「見えてなくても、おまえの手の力でわかるだろ」

「そ、そっか。・・・ああっ」

びくびくっと身体が震えた。
見えてないって言ったのに、入江くん、そんなまた一発でピンポイントを!

「なんか、いつもより反応いいじゃん」

「見えないから、見えないから、怖い・・・あああ」

見えないっていうのは、まさかあたしにこんな刺激を与えるとは・・・。
予測がつかないから怖い。
怖い、怖いけど、なんか、なんか・・・いつもより声をあげちゃったりなんかして。きゃは。

そんなこんなで、あんなことこんなことして、あたしはすでにもうとろけて頭がぼや~んとして、そろそろ特急列車に乗ろうか(※?)というとき・・・


ピカッ―


暗闇の中で、何かが光ったように思えた。
稲妻?
え?
あ、でも、この姿勢・・・入江くん、まさか――!?

実験を確かめたかったけど、もう特急列車(※?)は発車していて、もう止まらない止まらない超高速、超特急~~!!!
す、す、すごすぎる~~!
どうしちゃったの、今日はどうしちゃったの~~!!





「電気点ける?」

「う、うん」

真っ暗な中、あたしはパジャマもうまく着られなくて、入江くんがそれを察して電気を点けてくれた。
うっすら周りが見えるようになって、あたしはあたふたとパジャマを着た。
入江くんはもう、パジャマをしっかりきれいに着ていた。さすがだ。

「入江くん・・・。入江くんも真っ暗だった?」

「ああ」

「ホント?」

「ま、外の月明かりで、ぼんやりはしていたけど」

「そ、そっか」

よかった。
しっかりは見えてないんだ。
これからは、愛の営みはやはりベッドサイドの電気も消して行わなくっちゃね。

「しかし、おまえ、大胆だよな」

「え?何が?」

「太腿にあんなこと書いて」

「え!?見えたの?読めたの?」

「『入江くん、あんまり見ないで』って、バカか。そんなの書かれたら、余計見たくなるわ」

「ええーーーっ!?」

それがあたしの実験だった。
あたしは黒のマジックで、太腿に確かにそう書いたのだ。
暗闇の中、入江くんがどのくらい見えているのか実験するためだった。
でも、でも、入江くん、暗くて何も見えていないって!

「入江くん、見えてないって言ったのに!うそつき!」

「周りは本当にほとんど暗くて見えなかったけど、その文字だけは見えた」

「そんな嘘よ!それだけ見えるって・・・はっ!」

で、でも、確かにあのとき、暗闇で何かがピカッって・・・。
まさか、入江くんの目⁉︎


「夜行性動物・・・」

「はあ?」

「入江くんって、夜行性動物の能力も持ち合わせているんだ・・・」

「何言ってるんだ?意味わかんねーし」

もう、無駄だ。
あたしがとり目とか関係なしに、どんなに暗くしても、入江くんには見えるんだ。
あんな姿やこんな姿や・・・。

「いやああ~~。恥ずかしい~~////」

あたしは顔を手で覆って叫んだ。

「何を今さら・・・。ったく」

バカな。あたし。
今日は見えていないと、特に、醜態を晒してしまったかもしれない。
だって、入江くん、いつもよりハッスル度が高かったから・・・。


「そうだ」

入江くんが、ぽんと手を叩いて言った。

「何?」

「琴子、今度はおまえ、マジックで尻に何か書いておけよ」

「なんで!?」

「また、おれ、燃えるから。くくくっ」

「か、からかわないで!そ、それに、だいたいお尻に自分で書けるわけないじゃない」

「そっか。それはそうだな」

入江くんは、くくくとまだ肩で笑っている。
あたしをからかっている時の入江くんは、いつもやたらと嬉しそうだ。

「じゃあ。おれが書いちゃおうかな」

「え?え?」

パチンとベッドサイドの電気が消された。
あたしは、また何も見えない。

「きゃあ。やだ!やめて」

あたしを横抱きにした入江くんが、あたしのパジャマのズボンを下ろす。

「やだ、やだ、何?何、何するの~!?」

あたしは、お尻に何か文字らしきものを書かれた。

「何?何書いたの?」

「燃・え・ること」

「・・・・・・・」

どうしたんだろう。
こんなに無茶なことされているのに、耳元でいつになく艶っぽい口調で入江くんに囁かれたら、あたしの身体はもうへなへなへなと・・・。

そして今夜、再びの入江くんのハッスル度は、もう過去に例がないくらい・・・!!







「何て書いたの?」

次の日の朝、あたしは、入江くんに何度も詰問した。

「さあね」

「あたしのお尻に、無断で何か書いて、教えてくれないってひどい!」

「自分で見たら?」

またもや、くくくと肩で入江くんは笑っている。

もう鏡で自分で見たわよ。
でも、もう滲んじゃって全くわからないのよ~~!
2文字なの。2文字の形跡はあるの。
なんて2文字書いたの~~!?

なんて書いて、あんなにハッスルしたのよ~~~~っ!?
あんな暗闇で、なんで見えるの~~~~っ!?



「もう!入江くんって変態夜行性動物!」



そしてあたしはなぜか、「お化け屋敷を明るいところで見たら、怖いどころか、滑稽でしかないわねえ」というお義母さんの言葉を思い出していた。




**********

入江くんの書いた2文字、やはり気になりますよね?
とりあえず、私は二つ候補思い浮かべていました。



「すき」
「きて(もしくは「みて」)」

どっちの方が入江くんは燃えるのか?
いや、もっと他の言葉の方がいいのかも?と迷ったあげく、作品内では書きませんでした(^^;)
いろいろ失礼しましたm(_ _)m
category : 琴子日記

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Author:千夜夢

こんにちは。
素敵なイタキスの二次創作をたくさん読ませていただき、ついつい自身も二次創作なるものを書いてしまいました。
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