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2016.07.18 *Mon*

如月事件簿 「真夏の夜の夢」1



先日の思いつきの話にもコメントをありがとうございます。
まだお返事できていない作品が多くてごめんなさい。
少しずつお返事していきます。

ちょっと書けそうな話を思いついたので、勢いでUPしちゃいます。
他にも連載途中があるのに、なんだかすみません・・・。




簡単な人物紹介。
「如月待子」。斗南大病院非常勤外科医。
容姿端麗でメディアでも有名な肉食系女医。西垣医師がセフレ。


下品な言葉が含まれています。下ネタも大丈夫な方のみ読み進めて下さい。
・・・・・・・・


やっと梅雨が終わった――。

今年の梅雨の鬱陶しさは、過去例がないくらいのものだったと思う。
そして梅雨が終わった途端に現れた真夏日。
これもまたどうよ?
こんな暑くてどうなってんの!?
毎年最高気温記録とか、異常気象とかいうレベルでなく、この地球という星自体、実はいつのまにかどこかの星に乗っ取られて、少しずつ変化させられていってるんじゃないかしら。

ありえる。
十分ありえるわ。


「如月先生~」

「あ、琴子ちゃん」

「どうしたんですか?珍しく難しい顔されちゃって。先生らくしないですよ」

「梅雨が鬱陶しすぎて、さらに夏が鬱陶しいから、宇宙人について考えていたのよ」

「宇宙人ですか!?それって新しい論文ですか?」

「・・・そうね。新しい論文にしてもいいかも・・・」

琴子ちゃん、あなたも十分宇宙人だわ。
なぜにそんな無理な会話をさらりと受け止め、気にも留めないのか。



「あん!エレベーターいったとこじゃない!」

ちょっとしゃべってたせいか、少しの差でエレベーターが行ってしまった。
くそ!むかつくわ!
暑いせいか、こんなことくらいでいちいちむかついちゃう。

「階段使いませんか?やっと雨が止んで、外からの日差しが気持ち良いですよ」

「そ、そうね」

そう言う琴子ちゃんの顔がとてもまぶしくてつやつやしてたから、思わず私は同意してしまった。
本当は階段を使うのは好きじゃないんだけど。


「やっぱ晴れの日はいいですね~。青葉がきれいでキラキラしてる」

階段を一緒に下りながら、青葉以上にキラキラしている琴子ちゃんの顔を見る。
昨日まで鬱陶しい梅雨だったというのに、琴子ちゃん、あなたはなぜにそんなに清々しい顔をしているの。
ふっ。わかってるけどね。
梅雨であろうと猛暑であろうと、満たされているんでしょうね。
入江くんとホルモンを絡み合わせて。


「昨夜も?」

「はい?」

「昨夜も、入江くんと子作り励んだの?」

「きゃ///子作りだなんて!」

「子作りじゃなかったら、ただの性欲の相撲取り?」

「いやん///そんな。愛の確認ですよ~///」

「・・・・・・」

からかいようもない。
よくぞ「愛の確認」などとしけた言葉を言えることよ。
しかもやってることをしっかり認めてるし!


「ねえ、琴子ちゃん、入江くんってベッドではどんな感じが好きなの?」

「え?どんな感じって?」

「見た目通りドSな感じで、『尻出せ!』『舐めろ!』とか命令口調でしきるとか」

「え、え、///そ、そんなこと//」

「それともベッドの中では意外に優しくて、『いいぞ琴子、うまいぞ琴子』とか褒めまくりバージョンで琴子ちゃんをその気にさせるとか」

「ああ///」

ぴくり。同意したわね。
このパターンもある様子。
聞き出せば、いろいろおもしろい情報が仕入れられるかも。


「ねえ」

私は、琴子ちゃんの耳元にふうっと息を吹きかけて囁く。

「な、なんでしょう?///」

「外科医って指使いがうまいのよね。入江くんの指使いも多分最高峰だと思うんだけど、琴子ちゃん、どう思う?」

「どうって、どう、どう・・・手術のときのことですか?」

「またまた~~、そんなとぼけちゃって、琴子ちゃんの中でのことよ」

「な、な、中!!?///」

「夏なんだから、教えなさいよ!(※意味不明)」

「そ、そんな・・・きゃあああ」

「ちょっ、あ、あ、」

琴子ちゃんが階段を踏み外し、私の二の腕をぎゅうっと掴む。
不意にきつく掴まれたもんだから、私もその痛さにびっくりしてつい身体を斜めに動かしてしまった。
足首がぎくりと音をたてて、激痛を放つ。
完全にバランスを崩し、何かに吸い込まれるようにあたしたちは斜めに落ちていく。
そしてふと見たら目の前に階段の床の色が・・・――。






「琴子!琴子、大丈夫か?琴子、聞こえるか?」

「・・・・・・」

真っ暗だったはずの目の前に、少しだけぼんやりと白い光が見えてくるような気がした。
誰かが私の肩を揺すっている。
うっすら目を開けると、眩しくてもう一度目を瞑ってしまった。

「琴子!気がついたか?」

「琴子、気がついたんですね」

「あ、如月先生も、目を覚ましたんじゃ」

「待子さ~~~ん!」

たくさんの人の声が聞こえて、何が何だか。
でもどれも聞き覚えてある声ばかり。


「琴子、頭痛くないか?」

思わずしっかり覚醒した。
たくさんの声の中に入江くんの声。
そしてその入江くんが、なぜか私の肩を掴み、必死な顔で覗き込んでいる。
なんで私?
琴子ちゃんは?
そうよ。琴子ちゃんに掴まれて、私たち一緒に階段を転げ落ちたはず。
琴子ちゃんは?
琴子ちゃんは、大丈夫だったの?
私はきょろきょろと周りを見回す。


「如月先生・・・?」

隣のベッドから声が聞こえる。

「・・・?」

隣のベッドに・・・、え?私??
え?じゃあ私は誰?
私は掛けられているシーツをはぎ取り、自分の身体を見る。
ナース服・・・。なぜ?
ええ!?
私は、思わず飛び起きる。


「琴子、大丈夫か!?」

目の前の入江くんが、いつになく真剣な顔で私を見る。
それはそれで萌えな絵図だけど、今はそれよりこっちが大変!

胸がない・・・!
私の豊満な胸が小学生くらいの胸になってるじゃないの!!
これは、これは・・・。

「き、如月先生、これは・・・」

隣のベッドで私の顔をした女が、私の豊満な胸を鷲づかみにしながら困惑している。
これは、これは・・・。


琴子ちゃんと私の身体がチェンジしている――


私は、やっとその状況を受け入れた。




**********

よくある王道の話ではありますが、一筋縄ではいかない展開にしたいと思います。
シリアスはありませんが、非難轟々はあるかもしれません。
途中から注意書きを入れて、カギを付ける予定ですので、久々にパスワードを確認しておいていただければと思います(^^;)
なるべく更新停滞しないようにさささと終わらせたいと思っています。
今は書ける状態なのですが、また状況が変わったらごめんなさい。そのときは報告します。

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2016/07/18(月) 21:44 [Edit
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2016/07/18(月) 21:57 [Edit
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2016/07/18(月) 23:14 [Edit
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2016/07/20(水) 11:33 [Edit
コメント&拍手コメントありがとうございます
マロンさま

またまた遅いお返事申し訳ありません。
もう連載は終わってしまいましたが、非難囂々あるかも?とわかっていながらこういう話を書いてしまいました(^_^;)
「入江くんなら、琴子ちゃんじゃないと信じる」という意見が多かったのですが・・・、今回は「入江くんは非科学的なことには消極的」を勝手に表に出しての発車でした。
また引き続きお返事させていただきますね。


たまちさま

またまた遅いお返事でごめんなさい。
更新停滞中も、探索、過去作読んでいただいていてありがとうございます。
さてさてまだこの話の初回のコメントは、たまちさん、とってもワクワクしておられます。夏だったから?(笑)
チェンジの話はよくよくありますが、入江くんを巡ってちょっと不思議な三角関係?でも両思いの二人に、勝手に如月先生が入ってきちゃってるだけだという(笑)。
また続けてお返事させていただきます。


玉子さま

こんにちは。遅いお返事ごめんなさい。
如月先生登場に、黄色い歓声をありがとうございます♪オリキャラが主役でとんでもないことになりそうなのに、楽しんでいただけてとてもうれしいです(*^_^*)
肉食女子VS天然女子の入れ替わり!(爆)!ホントキャラが違いすぎて、夫の入江くんがいつもは食ってる側から、食われる側になりそうな・・・。
またまた引き続きお返事させていただきますね。


吉キチさま

こんにちは。またまた遅いお返事でごめんなさい。
如月先生の、いただき~♪野獣~♪の小躍りが見えましたか?(笑)
食われちゃうより、食っちゃう。入江くんがどうなるのか?と初回では皆様の想像も広がったことだと思います。
この手の話は勢いも必要なので、なるべくがんばって更新したつもりであります。
ではまた後ほど・・・。


Yunさま

またまた遅いお返事ですみません。気まぐれ更新、なんとか連載を書き上げました!(>_<)
オリキャラの如月先生ですが、盛り上がって下さり嬉しいです♪
きっと初回では、どこまで描くのかな~?なんて皆様思っておられたことでしょう。あそこまで書きましたがね!(笑)
これからの展開により、コメントも変わってこられたのがとても興味深かったです。
ではまた後ほど・・・。


ちびぞうさま

またまた遅いお返事すみません。
ちょいちょいブログを覗いて下さっていてありがとうございます。今回も読んでいただきうれしいです♪
ちょっと異色な二人の入れ替わりものですが、楽しんで下さりそうでよかった~(^^)/
また続きでお返事させていただきますね。


ルルさま

はじめまして!新しいお話を楽しんでいただけそうでうれしいです♪
遅いお返事でごめんなさい。
そしてコメントが、途中できれてしまっていたのです・・・。最後まで読めなくてすみません。
でも気まぐれ更新にもかかわらず、訪問していただき足跡を残していただき、本当にうれしかったです。ありがとうございます。
by 千夜夢
2016/09/26(月) 13:16 [Edit

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Author:千夜夢

こんにちは。
素敵なイタキスの二次創作をたくさん読ませていただき、ついつい自身も二次創作なるものを書いてしまいました。
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