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2011.08.01 *Mon*

真夏の訪問者


納涼祭2011

あまり「納涼祭り」的な話ではなく、いかにも「創作!」って話ですが・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・



――暑い。


東京の夏って、日本の夏って、こんなに暑かったかしら。

天気予報を見てくる限り、今日は特別猛暑というわけでもない予報だったのに。
そして今はまだ午前中。
私は、しっかりと日傘も差している。
それでも暑い―。
汗が滝のように頬をつたう。
こんなに汗をかいたのは、何年ぶりだろう。
タクシーで行けばよかったと少し後悔しながら、だけど懐かしい街並みを歩くことを選んだのは私自身だ。
せっかくだから、しっかりとその街並みを見て歩こう。
暑いけど、私はくいっと顔をあげ、できる限りその風景を目に焼き付けようとする。
見たことのないビルもいくつかあるようだけど、ほとんどは三年前とあまり変わっていない。

痛っ。
顔をあげていたせいか、汗が目に入ってしまった。
すぐにハンカチでそれを取り去ろうと、私はバッグの中を探す。
ごそごそ探しているうちに、どんどん汗が目に入り痛みが増していく。
しかも急に下を向いたせいか、今度はくらくらとめまいらしきものがしてきた。

なんて暑さだろう。
以前は毎年、この暑さにも慣れていたのに、東京がこんなに暑かったことを、私はすっかり忘れていた気がする。
この三年、私はずっとイギリスに行ったままだったから・・・。



「着いたわ、斗南大病院」


自宅から歩くこと30分。
とても長く感じた30分だった。
やっと目的地に着いた私は、すぐにエントランスの日陰の部分に入り、日傘をたたみ始める。
すると、急に下を向いたせいか、またぐらりとめまいのようなものが襲ってきた。

危ない。
私、気を失うかも。
このまま気を失い倒れてしまったら、身体を傷つけてしまう。

咄嗟にそう思った私は、すぐにその場にしゃがみこんで、地面に手をついた。
そうすることで、もし倒れてしまっても、ダメージが最小限でくい止められると思ったからだ。


「大丈夫ですか?」


真っ暗な世界をくらくらと彷徨っている時、声が聞こえてきた。
それを聞いて、まだ私は意識を失ってないとどこか安心する。
だけど、今はまだひどい立ちくらみのような感覚が全然ひいていないので、返事をすることができない。


「啓太!ストレッチャー持って来て!」

「熱中症か?わかった幹、ちょっと待ってろ」

「あ、啓太!・・・・待って」

「・・・え?」

「ストレッチャーでなくて、車いすにして。彼女・・・ストレッチャーは反対にしんどいかも」

「ああ・・・そうだな。車いすなら、入口に置いてあるからすぐに持ってくる」

「す、すみません・・・」

少し暗闇の波が去り、私はやっと声を出すことができた。

「大丈夫ですか?意識はありますね?今、車いす持って来ますから、それに乗って下さい」

「ありがとうございます」

大きな手が、私の肩をトントンと優しく叩いて支えてくれる。
安心させてくれる。この人がいるだけで、私は大丈夫な気がしてきた。

やがてすぐに車いすは到着し、私は彼に支えられ、車いすに乗り移った。
その時――。

・・・え?
てっきりその私を支えてくれた手が大きかったので、男性だと思っていたけれど、めまいが去り、車いすを乗るときに、初めてその人が女性だということに気づいた。


「どうしました?」

「え、いいえ、なんでも」

じっと顔を見てしまったせいか、彼女が不思議そうに私の顔を見る。

「ふふっ、あたしにびっくりしました?あたしは、心もしっかり女性なんですけどね」

「そ、そんな・・・」

やはり男性だったんだ。
イギリスには、こういう人たちも多かったので、全然違和感などないはずなのに、私ったらどうしてこんなに驚いた態度をとってしまったのだろう。
きっとそれは・・・彼が、男性的な包容力と女性的な優しさを両方持ち合わせているために、しっかり「男性」「女性」と分けられないことを間近で感じたせいかもしれない。
はっきり白黒させることはないのだ。
なんでもそのまま受け入れることが大切なのだ。
と、私はこのイギリスでの三年間の生活で、学んだはずだったのに・・・。
やはり今日は、私、どこか心がざわめいているのかもしれない。


「担当の先生は誰ですか?このまま車いすで直行しちゃいますよ。熱中症かもしれないから、すぐに診てもらいましょう」

「あ、ありがとうございます。でも、実は今日初めて来院したんです」

「ええっ!?はじめて!?」

と言って、彼女は驚いた顔をして、私の全身を見つめた。

「いえ、私、ずっとイギリスに住んでいまして。先週三年ぶりに東京に戻ってきたんです。あ、ちゃんと今までの診察の結果は、今日持って来ています」

「そうなんだ。イギリス帰りなのね~。なんだかうらやましいわ」

「え?」

「あたしも一回だけ、イギリス行ったことあるのよ。大学時代、パンクロックにはまってた頃ね、あはっ!ああ~~また行きたいな~、今はなかなかまとめて休みが取りにくくって」

「そうなんですか。やはりナースのお仕事は、お忙しいんですね」

「ま、勝手に休みにくいって自分で決めつけているだけなんだけど」

「お仕事をがんばっておられる証拠ですね」

「そういうわけじゃないけど。ま、結構楽しみながら仕事してるし」

「すばらしいです」

「いいのよ、お世辞は」

「お世辞じゃないですよ」

本当に、そう思っています。感動します。
と、返そうかと思ったけれど、あまり言い過ぎるとかえってしらじらしいような気がして、私はそのまま心の中にその言葉を閉まった。
だけど、本当にナースという人の心にしみじみと添うことのできる仕事に、私は敬意を抱いている。
そしてあの人も、愛する人を支えるために、このナースという職業を選んだという。


「あら、モトちゃん?どこに行くの?そっちの方向は・・・」

「琴子」

突然呼ばれたその名前に、私はふと、今日本に居ることを実感する。
まさか・・・?

「この患者さん、エントランスで座り込んでしまっていて、熱中症かもしれないから診てもらおうかと」

「まあ、大変。大丈夫でしたか?」

そう言って、琴子と呼ばれたナースが心配そうに私の顔を覗きこむ。
大きな澄んだ目。
今はもう20代後半だというのに、その愛らしい顔は全く変わっていない。
すぐに彼女だとわかった。間違いはない。


「琴子さん」

「・・・え?」

「お久しぶりです」

「・・・・」

「え!?琴子の知り合いだったの!?」

「沙穂子さんっ!!」


そのあと琴子さんは、持っていた医療器具や薬などをバサバサッっと床に落として、この幹さんという方に「もうなんで、あんたはいつも!」と怒られ、一緒に慌ててそれを拾い出した。
相当驚いたのだろう。
私が、この病院にやってくるなんて、想定外だったに違いない。
でも私は、琴子さんや彼女の夫になった直樹さんに会いたくて、敢えてこの斗南大病院を選んで受診しにきたのだ。
直樹さんたちが、斗南大病院で働いていることは、私の耳にも入っていた。
だから、どこか彼女たちに会えないかと期待していたのだ。
しかし、それがこんなに早く実現するなんて。


「沙穂子さん、エントランスで座り込んでいたって、病院に来たって、ど、ど、どうしたんですか?何か病気でも?何か怪我でも?」

床に落ちたものを拾いながら、急に琴子さんが思い出したように息せき切って私の方に近づいてきた。
しゃがんだ位置から私を見上げ、私の手を握りながら本当に心配そうな顔をしている。

琴子さん、今も昔と変わらず、どこかおっちょこちょいなのね?
だけど、私の手をぎゅっと握ってくれて優しい。温かい。
よく見て、私は健康よ。
琴子さん、私をよく見て。


「さ、沙穂子さん・・・」

「はい」

握った私の手をじっと見つめながら、琴子さんは言う。

「結婚されたんですね?」

「はい」

琴子さんは、私の左手薬指の結婚指輪に気づいてくれたらしい。

「沙穂子さん!」

「はい」

琴子さんは、これ以上ないと言ったこぼれるような笑顔で私を見上げた。
その目は少し潤んでいる。

「今・・・何週目なんですか?」

「33週目に入りました」

「お、おめでとうございます!!」


――琴子さんは、やっと私の大きなお腹に気づいてくれたようだ。



「モトちゃん!すぐに産科に運ばなくっちゃ!沙穂子さんは、妊娠しているのよ!?熱中症だったら、大変なことよ!」

「わ、わかってるわよ。だから産科に向かってるところなのに」

「貸して!あたしが、産科に運ぶから」

「え、こ、琴子、あんたこの備品たちどうするのよ?」

「モトちゃんが、ナースステーションに持って行って」

琴子さんは、かなり強引に私の車いすを取り上げて、自分の持っていた備品を全て幹さんに渡してしまった。
思わずくすっと笑ってしまう私。
琴子さんって、本当に変わっていない。


産科に向かう道中。
私たちは、まるで懐かしい級友に会ったかのようにいろいろと話した。
直樹さんと婚約破棄をした後、しばらく日本で経営学の勉強をしながら、自分を磨こうとしていた私。
だけどどこか気持ちが晴れない。はたから見ると、とても充実しているような日々だったに違いない。
それでも私の気持ちは、どこか晴れなかった。

それは多分、誰かに愛されたい、誰かを愛したいという漠然とした気持ちだけが強かったからかもしれない。
「誰か」が誰でもいいわけではない。「誰か」を見つけられない人生も、他の部分に恵まれている私にはあるのかもしれないと思っていた。
だけど、私は、その「誰か」を見つけたかった。

三年前、「経営学」の勉強という名目でイギリスに留学した。
視野を広げたかったということもあるが、どこか息苦しい日本での生活から離れたかったというのもある。
しかしイギリスでの生活は、思っていた以上に忙しく、私は意外に「誰か」を意識して過ごすことがなかった。
「誰か」を意識しない生活を過ごし・・・、そして私は、いつの間にかその「誰か」を見つけてしまったのだ。


「沙穂子さんの旦那さまって、イギリス人なんですか?」

「いいえ。日本人です。イギリスで知り合ったけど、日本人なんですよ」

「そうなんだ~。イギリスで同じ日本人に知り合って結婚なんて、運命的ですよね~」

「そうですね。日本人だから、向こうでどこか安心して心を許せたのかもしれません」

「きっと優しい方なんですね」

「優しいだけがとりえのような人です。でも、私には、それが一番ありがたいんですけど」

「ふふっ、おのろけですね!」

「そ、そんなことはないですが」

車いすを押しながら、琴子さんは嬉しそうに私の話を聞いてくれる。
その様子が、本当に興味を持って喜んでくれている感じが伝わってきて、私も嬉しくなってくる。
本当にしばらく会ってなかった親しい級友に出会って、話が弾んでいるかのようだ。
琴子さんとは、そんなに親しい間柄では決してなかったのに・・・。


「琴子さんと直樹さんにも、去年お子さんが生まれたって風の便りで聞きました」

「わ~!知ってたんですか?そうなんです、あたしみたいなのが・・・へへへっ、ママになっちゃったんです」

そう言って、琴子さんは背後から少し顔を傾けて私を見ながら、舌を出して笑った。

「女のお子さん?男のお子さん?」

「女の子です。顔は、あたしにそっくりになっちゃって」

「まあ。それは直樹さんもさぞや可愛くて仕方ないのでは?」

「そうですね。こう言っちゃなんですけど、あの入江くんが、かなりメロメロなんです」

「まあ、素敵!ふふふ、想像するだけで頬が緩んじゃいます」

「そうなの!入江くんがあのツンと澄ました顔で、娘抱っこするとデレッとしちゃうところを想像するだけで、笑えるでしょう?」

「うふふ、本当に」

よかった。
もちろんこれも十分想定内で、そうでなければ困ると思っていたけれど、琴子さんと直樹さんも幸せそうで本当によかった。
私は、今になって心から二人を祝福できる。
それは今、私も十分に幸せだからに違いない。

だから私は、今頃、二人の前に顔を出したのだ。
私の幸せそうな様子を見ると、きっと琴子さんも直樹もさんも喜んでくれるに違いないと思っていたから。
反対に、私が幸せでなければ、私は二度と二人の前に顔を出せないとも思っていたから。
そして、私自身、どうしても書き換えたいものがあったから――。


私の脳裏に残る、最後の琴子さんと直樹さんの顔。
それは決して幸せな顔でない。

最後に琴子さんと会ったのは、入江家に直樹さんのお父さんの退院祝いにお邪魔した時だった。
その時、琴子さんは私に言ってくれた。


―入江くん、沙穂子さんのこと好きだよ。きっとゾッコンよ。


そう言わせたのは私。
琴子さんは、そう言わざるを得ない状況だった。
そしてその時の、無理矢理笑いを浮かべているけれど、心の底では本当に辛そうで我慢してくれている様子の琴子さん。
私の脳裏には、その時の嘘偽りな笑顔の琴子さんがしっかり残ってしまっていた。


そして直樹さんは、婚約解消を申し出られた日の、あの心痛な表情が忘れられない。


―殴ってもいいですよ、おれのこと。


そうした方が、きっと直樹さん的には気持ちがすっきりしたのかもしれない。
だけど、私にはそれをする勇気さえなかった。
立ち去る私を見送る直樹さんの、あのやりきれない表情と固まった身体。
あんなに大好きだった直樹さんだったのに、最後にあんなお別れをしてしまったことで、ずっと私の脳裏にはその直樹さんの心痛な顔が居座ってしまっていた。

私のせいだけではないのはわかっている。
だけど、私がいたために、二人にこんな顔をさせてしまったことは間違いない。
正直、今幸せな私は、そのことを思い出にしたかったけれど、二人のことを考えると、どうしても浮かび上がるのがその辛そうな二人の顔で・・・。
だからこそ、私は今の幸せそうな二人をどうしても見たかったのだ。


「あとで、入江くんにも会って下さい。驚かしましょうよ!」

「ええ。そうですね」

琴子さんの弾む声と、明るい笑顔。
今、私の頭の中から、あの日の嘘偽りな笑顔を浮かべた琴子さんが消去されようとしている。


「そこの角を曲がったら、産科です・・・・あ、入江くん!!」


琴子さんが、押していた車いすを止めた。
そしてその声の先には、白衣を着た直樹さんの姿が――。

ひどく驚いた顔をしている。
私もすぐに、何て声をかけていいかわからない。
当時とほとんど変わらない琴子さんと違い、直樹さんはとても大人っぽくなっていた。
当時から落ち着いてはいたけれど、今はそれに威厳と誇りのようなものを兼ね備えている。
直樹さんを見た瞬間に、私は、直樹さんが医師という職業を選んでくれてよかったと心から思った。


「入江くん!沙穂子さん!沙穂子さんだよ。先週イギリスから帰って来たんだって」

琴子さんがやはり弾む声で、私のことを話してくれる。
その声を聞いて、直樹さんはハッと我に返ったような表情をした。
気難しい直樹さんの表情が、柔らかくなる瞬間。
そして勘の良い直樹さんは、一瞬にして私の全身を見て、察知したと思う。

私が妊娠していることも。
私が結婚していることも。
そして今、私がとても幸せであることも―。



「沙穂子さん、お久しぶりです」


今まで見せてくれたことのない表情の笑顔を、初めて直樹さんが私に向けてくれた。



暑い日だったけれど、今日は本当に来てよかった。
この日やっと・・・私の頭の中で、あの日の辛そうな琴子さんと直樹さんの顔が、幸せな笑顔に書き換えられました――。




**********

ふと思いついて、早朝にいっきに書き上げました。
本当は、もっと心情たっぷりに書き込んだ方がいい話だとわかっているのですが、そうするとめちゃ長くなりそうで(>_<)
しかも気難しくなりそうだったので、結構ささっと流しました(^_^;)
足りないところは、ぜひ皆さまの妄想で補充してやって下さい。すみません。

イギリスは、通常では真夏でも日本よりかなり気温が低いです。
大昔訪れたことがあるのですが、モトちゃんじゃないけどつい「パンクロック」の絵はがきをお土産に大量買いしてしまった私。
こんなの買うの日本人くらいかな?(笑)

COMMENT

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2011/08/01(月) 20:31 [Edit
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2011/08/01(月) 21:28 [Edit
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2011/08/01(月) 23:43 [Edit
良かった~!
ステキなお話ありがとうございます。
沙穂子さんも本当に幸せになっていて良かったです!
私的には琴子は、入江くんが琴子を選んだ事で、沙穂子さんの幸せを奪ったと、相当気にかけていたと思うので、琴子にとっても本当に肩の荷が降りた日になったと思います。
刺激的なお話も大好物なのですが笑、やっぱり、みんなが幸せになるお話って、ほっこりできます。ふふ!
またステキなお話を、のんびり待ってます。
by REE
2011/08/02(火) 00:56 [Edit
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2011/08/02(火) 13:31 [Edit
読後すっきり!
沙穂子さんが出てくるとついつい構えてしまうんですが、琴子ちゃんの笑顔が見られた辺りから安心して読むことができました。

暑い中、33週の身重で斗南まで…そこまでして上書きしたいほど、沙穂子さんの中でも引っかかっていたんですね。原作の沙穂子さんなら十分ありえることで、なるほど思うやら素敵でうっとりするやら!
威厳と誇りを備えて白衣を翻す入江くんを想像して、思わず涎が出そうになる変態ですが、このお話を読んだ後はほっこりした気持ちで、でもすっきりしてて、とっても良いお話を見せていただいたって思いました。ありがとうございます!
by miyaco
2011/08/02(火) 14:18 [Edit
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2011/08/02(火) 16:21 [Edit
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2011/08/02(火) 19:58 [Edit
コメントありがとうございます

ぴくもんさま

「素敵」というお言葉、ありがとうございます♪
最初は誰のことか明かさずに「私」だけで話を進めていきました。原作では沙穂子さんは「あたし」って自分のことを言ってるのですが、今回は一人称ということで敢えて「私」にしてみたんです。会話には「あたし」を使おうと思っていたけど、出番はなしでしたね(^^;)
沙穂子さんは、はっきり言うと入江くんに振られた女性です。
だから最後に心から「笑顔」なんてことはあるわけないんですよね。原作を読み直していた時に、この時はどのキャラも作り笑いばっかりだったことに気づき、ふとこんな話を思いつきました。
自分が幸せだから出てきたっていうと、なんだか嫌な女かな?と思ったので、イリコトが幸せであることを前提に話を進めてみたんですけど、違和感なかったですか?(^^;)
あの頃の婚約騒動は、誰も彼もちょっと若すぎましたよね。今回少し大人になって、イリコトも沙穂子さんも成長した段階で再会させることができて、私も創作しやすかったです。
こちらこそ、いつも素敵なコメントを寄せていただき、本当に感謝です☆ありがとうございます。


narackさま

こちらこそ、素敵なコメントありがとうございます♪
原作では、とても引き際はよかった沙穂子さんですが、みんなどこか寂しげな感じで(当たり前ですよね)終わったので、今回いい感じでまとめたいな~と思い、ダダダと妄想思いつくままに書き上げました。
やはり月日がたつと、いろんな変化がありますもんね。先のことはわからないって高校生の入江くんが言っていましたが、これはイリコトはもちろん、沙穂子さんにも十分あてはまることだと思います。
narackさんのコメ読んで、原作では金ちゃんはしっかり幸せになった様子が描かれていたことを再認識しましたよ♪そしてもしかしたら、イタキスが続いていたらどこかで沙穂子さんが再登場してたかもしれないなと思いました。それだけイタキスは、周りの人の「幸せ」も考えたお話でしたものね。
個人情報もありがとうございます(笑)♪ふふっ、親しみわきますね~♪
そして次作もすでに注入中ですか?わ~~楽しみです☆narackさんのお話はどれも大好きなので、楽しみにしていますね(^_-)(←と昨日書いていたら、すでに新作UP!またゆっくりおうかがいします☆)


けんけんママさま

はじめまして!「すっきり」というお言葉に、私もホッとしました。
本当に勝手な私の妄想でしたが、沙穂子さんも幸せになったことにすっきりしていただけて、とてもうれしいです。ありがとうございました(^^)/


REEさま

沙穂子さんも幸せになっていてよかったというREEさんのお言葉に、わたしもうれしいです(*^_^*)
REEさんの言われるように、琴子は入江くんが婚約破棄したことはうれしい反面、どこかずっと沙穂子さんのことは気になっていたんじゃないかと私も思います。だけど、何もできないですよね・・・そうする方が帰って傷つけそうですし。
ということで、今回は沙穂子さんの方から現れてもらいました(*^m^*) 沙穂子さんも琴子も、肩の荷が下りたって思ってもらえれば、本当にうれしいです♪
今度は・・・バカバカしいお話書いちゃうかも?ですが、またよろしければ読んでやって下さい(*^_^*)


藤夏さま

「真夏の訪問者」ってタイトルですが、春のような心地を感じてもらえたなんて~ありがとうとございます♪沙穂子さんのその後っていうのは、二次の醍醐味のような題材ですよね。そして書く方によって、違う沙穂子さんが見られそうで、私的には藤夏さんバージョンもすっごく読んでみたいです(*^_^*)
琴子はいつまでも「琴子」であってほしいですよね。妻になっても母になっても☆入江くんは、もっともっと男に磨きかかってほしいな☆なんて希望をこめてあのような描写です(^^;)このあたりに反応してもらえて、萌え一緒だなってつくづく思いましたよ♪「よかった」と言ってもらえて、うれしかったです。ありがとうございます。


miyacoさま

沙穂子さんは、独特の空気作ってくれますからね(^^;)
沙穂子さんも楽になりたかっただろうし、そのためには幸せなイリコトをしっかり目に焼き付けないと超えられない。でも、その時っていうのは、やはり沙穂子さん自身が幸せでないと難しいんですよね。ってことで、今回のお話でした。
私、不謹慎にもmiyacoさんの「威厳と~」の白衣姿の入江くんコメを読んで、これ見た時に沙穂子さんが「やっぱ直樹さんだわ」って心変わりしたらおもしろいかも!?とか変な妄想止まらなくなってしまってました( ̄▽ ̄;)ほっこりすっきりしていただいたのに、すみません。変にツボりました(笑)。


おかきさま

沙穂子さんの汗とともに全ての澱が排出されて、書き換えたいものが無事成就というおかきさんのコメントに、なんだか感激しちゃいました。
そういう風に読んでいただいて、とってもうれしいです。ありがとうございます。
今回のお話は、私も予想してなかったのですが「爽やか」と幾人の方から言っていただきました。
そういう風が吹いていたのなら、本当にうれしいです。
おかきさんの訪英の際に買われたポストカードの方が、情緒ありますよね~。なんで私、特にファンでもないのにパンクロックばかり買ったのだろうか・・・(^^;)


吉キチさま

沙穂子さんの「誰か」は、入江くんではなくって別にいたんですね♪
吉キチさんの“「誰か」であって「誰でも」ではない”ってコメント、超素敵です!!本当にイリコトは早い時期にその「誰か」を見つけた2人でしたけど、沙穂子さんにも見つかってよかったなって、自分で書いておきながら(^^;)思っちゃいました。
いろいろあった三角関係(金ちゃんいれると四角関係かな?)ですが、全員が幸せになったときに、それが思い出となって顔を合わせることができると思いました。
今回無理矢理そんな話を書いてみたのですが、しっとり感じていただけてうれしいです(*^_^*)素敵なコメント、ありがとうございます☆
by chan-BB
2011/08/03(水) 07:44 [Edit
拍手コメントありがとうございます

まあちさま

原作でも沙穂子さんの引き際は綺麗でしたよね。あまりもめることなく、だけど当然ながら原作の絵でもみんななんとも言えない切ない笑顔を浮かべていて・・・(T_T)ということで、こんな話を超勝手に妄想してみました(*^m^*)
まあちさんのコメントどおり、沙穂子さんの幸せはやはりイリコトにとっても朗報であり、幸せなんですよね~。イリコトがうまくいくために誰かが不幸になっちゃうとホント寂しい。しかしイリコト至上主義ってのは深いですよ!
沙穂子さんの旦那さま像は、短編故に非常に曖昧でしたが(^^;)「優しいだけがとりえの人」でまあちさんに納得してもらえて、すごくうれしかったです☆熱くなっていただき、感激(*^_^*)とっても情深いコメントをありがとうございます。


紀子ママさま

苦手な沙穂子さんなんですね(*^m^*) なんといっても、目の前に融資をちらつかせて一度は入江くんを奪おうとした女性ですから(こう簡単にまとめると韓ドラに出てきそうな悪役ライバルっぽいですね(^_^;))。それでもどこか聡明で、最後は断腸の思いで身を引いてくれた女性でもありましたよね。
沙穂子さんが2人を思う時に、あまりいい気持ちにならないと、なんとなくイリコトファンとしても寂しいもので、みんなが幸せになってくれたらうまくいく!なんて単純な発想でのこのお話でした(*^_^*)でもやはり、琴子の明るさはなんでもいい方向にもっていってくれますよね~上書きされた後は、その琴子の明るい笑顔を沙穂子さんにずっと焼き付けててもらいたいです。


あけみさま

途中まで誰かわからなかったんですね(*^m^*) それはある意味、とってもうれしいです~♪敢えてはじめから誰の視点かを表さないようにしていたので(*^m^*)
今回の話は、あけみさんがコメントしてくださったように、まずは「誰のための幸せ?」ってところもあると思います。沙穂子さんが自分が楽になりたいためにから始まってるのでしょうが、だけどそのためには、イリコトも幸せでなければならず、沙穂子さんもその時点ですでに幸せでなければならず・・・。正直発生はどこかわかりませんよね?(´∀`;)でも結果、みんなハッピーならOK♪って、とんでもないまとめですみません。でもすっきりしていただいてよかったです~ありがとうございました(*^_^*)


嘉村さま

もう、とんでもないですよ!!コメントもらっちゃったら、めちゃくちゃうれしいですから(*^_^*)こちらこそ素敵なコメント、ありがとうございます☆
嘉村さんの最後の部分で、琴子が架け橋になってっってところに、改めて(自分で書いておきながらですが・・・(^_^;))琴子の明るさと心の優しさはすばらしいなって思いました。もしこの場に琴子はいなくて、入江くんと沙穂子さんだけだったら、心の底からの喜びにどこかセーブがかかったかもしれませんものね。それだけに最後の入江くんの笑顔は、とびっきりの温かいものを想像してほしいです(*^m^*)
沙穂子さんの車いすを押す琴子にも、さわやかな風を感じてくださってうれしいです。わかりにくくなんかないですよ♪嘉村さんの視点に、私も新鮮な喜びをたくさんいただきました。ありがとうございます☆
by chan-BB
2011/08/03(水) 07:45 [Edit
拍手コメントありがとうございます

もかチョコさま

お返事が大変遅くなってしまってごめんなさい(>_<)ちょっとバタバタしておりました・・・。
コメントとってもうれしかったです。イリコトメインのお話ではありませんでしたが、沙穂子さんのその後を温かい気持ちで読んでくださって本当にうれしいです。
イリコトの間に割って入ってくるときは、どうしても嫌な女のイメージがつきやすい彼女ですが(^^;)、こうして別の道で幸せにしてくれていたら温かい目で応援できるかなとも思います。
お話読み進めてくださっていて、本当に嬉しいです。ありがとうございます。
by chan-BB
2012/04/03(火) 07:18 [Edit

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プロフィール

千夜夢

Author:千夜夢

こんにちは。
素敵なイタキスの二次創作をたくさん読ませていただき、ついつい自身も二次創作なるものを書いてしまいました。
ここは、私の超個人的な妄想話置き場です。

原作者様、出版社様等とは一切関係ございません。
私の勝手な妄想話であるため、原作のイメージを大切にされる方、二次創作が苦手な方、二次創作が理解できない方は、ご遠慮ください。
また、ブログ内の全ての文章・いただきものを含む画像等の無断転載・転用を固くお断りします。

まだまだ拙い文章しか書けませんが、以上の注意をご理解いただき、読んでもいいかな~と思われた方のみ、ご閲覧下さい。
よろしくお願いします☆



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